共同親権っていいの悪いの…?
あまり身近に共同親権を持っている方がいないと、なかなかイメージが湧きませんよね…。
今回は共同親権を現在進行形で実行している私のリアルな感覚をお伝えいたします。
「共同親権」実際にやってみてどうなのか?
共同親権って何?というご説明は前回いたしましたね。↓
まず、2023年10月現在の日本では、「共同親権」という名前の親権のかたちは法律上には存在していません。
そのため、親権の中でも、「一緒に暮らし育てる権利」と「財産などを管理する権利」をそれぞれの親にひとつずつ持たせる、というかたちで、私は共同親権を実行しています。
つまり、私は子供と同じ家に住民票があり、一緒に暮らしている。
そして、元夫は、月に数回子供と会っているというのが今の状況です。
共同親権のメリットは?
さっそく共同親権のメリットについて考えてみます。
共同親権のメリット3つ
- それぞれの親に親権を半分こするので平等感がある。
- それにより片方の親が「子供を取られるのでは…」と心配にならない
- 子供の将来についても、一人の親の負担にならない。
↓
詳しく説明すると…
離婚の際に共同親権が一番話題に上るのは、やはり離婚のときですよね。
お互いに子供のことを大事に思っていたり、跡継ぎとして手放したくないという気持ちがあるなどの場合、離婚してもう片方の親に「子供を取られる」というのが一番の心配になってくるかと思います。
共同親権のメリットは、その点では、親権を半分こするので、法的にどちらにも親としての権利が与えられるので、法律に守られている、何かあったときは権利の主張ができる、というところで安心感を持てます。
(私の元夫もそうでした。特に一緒に暮らさない側は、急に会えなくなるんじゃないかと怖いのです)
子供の将来についてひとりの負担にならない…?
では、子供の将来についてひとりの負担にならないとはどういう意味でしょう?
特にシングルになって、子供を引き取るということになったとき、
この子の将来がどうなるかは自分にかかっている…!
しっかり考えなくては…!
と、このように重圧を感じる方も、多いかと思います。(やさしさ、責任感のある方です…!)
1本柱で働き子供を育てながら、子供がどこに進学するのがいいのか、その学費は…など、一人で子供の将来を背負うのは結構な負担になりますよね。
共同親権に限りませんが、一緒に子供を育てていく、と決めて離婚できた場合は、時に両親がそれぞれの意見を出し合って、子供のことを考えていくこともできます○
共同親権のデメリットとは?
逆に、共同親権のデメリットは何だと思いますか?
共同親権のデメリット3つ
- 相手と連絡を取り続けないといけない
- 子供のことを自分一人で勝手に決めることはできない
- 親の理解がなかなか得られない
↓
これは、メリットを逆に見ると…ということでもありますが、お互いに子供のことを考えて、一人に責任を全任せしないということは、裏を返せば「コミュニケーション」が必須になってくる、ということでもありますよね。
密に連絡を取り合う必要はなく、進路を決めるタイミングなどが主だと思いますが○
ちなみに私の場合は…
ひとりで頑張ることを最近だんだんあきらめてきました。
そして、子供が登園拒否になってしまったので、小学校どうするかなど、結構マメにれんらくしてます^^;
また、それはイコール、子供の進路を片方の親で勝手に決めることはできない、ということでもありますよね○
相手に勝手に決められないのはいいですが、自分で勝手に決めることもできません💡
親の理解が得られない…?
親の理解、についてですが、親御さんによっては「理解を得る」のが難易度が高いことも…。
私の親も、最初は
「相手のことなんてもう見たくもない」
「あんな親に会うことが子供に悪影響なんじゃないか?」
「まだ子供は小さいからお父さんのことは忘れた方がいい」
と全くの反対だったので、最初は納得してもらうに苦労しました…💦
(自分たちの親の問題ではないのですが、やはり協力してもらうには納得してもらいたいですよね)
でも、今ではもうかなり今の状況に慣れてくれたし、子供が元夫に会うのをとても楽しんでいる様子を見て、気持ちも変わったようですが^^
面会交流を実際にやってみて まとめ
いかがでしたか?面会交流、やってみないと分からない、イメージできない、というのがやはり大きいと思います。
子育てって何が起きるかわからないですしね。
少しでも、参考になれば幸いです🌟
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