ミラベルと魔法の家についての考察!隠されたオマージュは?ラストの意味とは?

そのほか
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先日金曜ロードショーでテレビ放映されたミラベルと魔法の家

私は録画していて、昨日やっと見ました!

私はかなり入り込んで、涙ながらに観て、最後まで見た感想は、いい映画〜!でした!

その後も、映画の余韻が頭から離れず、次の日は気になったシーンをもう一度見たり、気になったキャラを検索したりしていた程です。

ですが、そうして検索結果に上がってきたものを眺めたところ、実は作品について賛否が分かれていることを知りました!

マイナスな意見としては、「結局どういうお話だったのか?」「ミラベルは最後魔法を手に入れたの?」という点のよう。

そこで、2023年にやっと初めてエンカントした(原題はEncanto エンカント)私の、感動した勢いのままに、普段のブログのテーマとは全く関係なくディズニー映画考察をしようと思います♪

ちなみに私はただのディズニー好きではありますがオタクやガチのような方程詳しくないです。ので、温かい目で見ていただけますと幸いです♪

※一応ネタバレ注意です。

ミラベルと魔法の家のあらすじ

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まず、「ミラベルと魔法の家」のストーリーについてざっくりまとめると、

魔法の才能を持つ家族の中で、1人だけギフト(才能)を与えられなかった女の子ミラベル。そんな中で家族の魔法の源であるろうそくの灯りが消えそうになっていることに気づいた彼女。家族と魔法を守れるのは自分だけだと、その謎の解明に動き出すー。

ストーリーにおける1番大きなテーマ

今回のお話は、家族のつながりが1番のテーマと言えるでしょう。

ディズニー映画は、初期は王子様とのロマンスがお話の主軸でしたが、年々、家族のつながりが重きを置かれてきています。

特に今回は、家族がお互いを思いやるが故にすれ違いみんなが本音を言えなく苦しい関係になってしまっている状態から、それぞれが自分らしさを取り戻し、心が通じる様子が描かれていましたね。

キーとなるミラベルの姉2人

家族というテーマの中でも、お話の中で特に取り上げられ、ストーリーの鍵となるのは、ミラベルの実の姉、イサベラとルイーサ。

生まれたときから完璧で、花を咲かせる力を持つ長女、イサベラ。

そして、超人的なパワーを持ち、町の人に頼られる次女、ルイーサ。

2人とも魔法の力を分け与えられ、魔法を持たないミラベルから見たら自分と違って「できる」姉なのだけど…。

2人とそれぞれ対話していくことで物語が進んでいきますよね。

完璧な長女イサベラはディズニープリンセスの象徴

生まれながらのプリンセスのようなイサベラ。映画を観た後の私が1番好きだったキャラクターです。

ディズニーファンの中でも人気が高い、その理由は、イサベラはまさにディズニープリンセスの象徴だから。

バラを咲かせる能力を持っていますが、それはまさにディズニー初代プリンセス、オーロラ姫を象徴するモチーフでもあります。

また美貌やおしとやかな立ち振る舞いはまさしく完璧で、町1番の素敵なイケメンとの縁談が進みます。まさに「プリンセスらしい」設定ですよね。ディズニープリンセス好きの私が気になる訳です。

そして、そんなイサベラの本当の気持ちは、「生まれてからずっと完璧を必死で演じてきた」「本当は新しいものが見たい」でした。

プリンセス好きの私としてはものすごい共感でした。映画の外の現実から見るプリンセスは確かに完璧。憧れた私は真似を何度も試みるものの、すぐにいらついたりガサツになったり、全然プリンセスの様に完璧にはなれません。

それを必死で完璧に演じ続けていたイサベラは実はとっても息苦しさを感じている努力家だったのです。長女ゆえに周りの期待に応えようとしすぎる部分も共感でき過ぎてしまいます。

隠れているオマージュ

また、ルイーサもイサベラ同様実は悩みを抱えていました。その逞しい体とは裏腹に、「与えられた能力を使って働き続けなければ自分の存在価値はない」のではないか…と常に自分の居場所がなくなる不安に駆られていたのです。

ちなみに、彼女の歌の中でヘラクレスが出てきます。それ自体もオマージュだと思いますが、ヘラクレスも超人的なパワーを持っていて、その力を失うかどうするか…という選択に迫られるラストシーンがあり、彼女と重なりますね。彼女の歌の映像も、ヘラクレスやジーニー(アラジン)の歌を想起させられました。

なぜミラベルの儀式で扉が消えたの?

私は現段階では、ミラベルのもつギフト(才能)は家族のつながりをふたたびつくり出す力

で、彼女には別の部屋(=世界)ではなく、魔法を持つ家自体が与えられたから、だと思っています。

ギフトを与えられた家族はそれぞれ自分の部屋の中に自分の世界が作り出されています。

ミラベルは家族をつなぎ守る役割が与えられた。それってつまり、「家」の役割と同じですよね。だから、別の世界は必要がなかった、というより、家自体が彼女のもつ才能のために必要な世界だった、ということです。

ミラベルは最終的に魔法を手に入れたのか?

目次でネタバレしてしまわないように、この見出しにしたのですが、やはりラストシーンで「結局あれって魔法を手に入れたの?」「どういう意味だったの?」という意見が多々あるようですね。

先程書いた通り、私の見立てではミラベルの持つ魔法は家族のつながりを守るちからであり、そんな、ミラベルは家族の心のよりどころ=家のような存在だと考えられます。

そして、ラストシーンではまさに、玄関にミラベルのMの字が刻印されたドアノブを差し込み、それによって魔法の家が復活します。

これは、ミラベルに与えられた部屋はこの家自体だったということが言えると思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

改めてこのように文章にしてみることで、私もさらにミラベルと魔法の家のストーリーについて、整理し直すことができました。

物語と言うのは、解釈に正解がないのも醍醐味なので、このように考察を乗せるのも野暮な気がしましたが、物語がわからないと感じて、この素敵なお話が楽しめない方が多いと言うのはもったいないので、今回は初めて考察を載せてみました。最後までお読みいただきありがとうございました♪

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