離婚後に別居した親が子供に会うこと=面会交流です。面会交流について全く分からない、どのくらいが普通なのか知りたい!という方へ向けて、
私が実際に行っている面会交流の内容もご紹介しつつ、分かりやすく簡単にご説明します!
面会交流の内容はどうやって決めるの?
まず、肝心の内容です。これは離婚した親が2人で決める内容になります。決め方は前回の投稿「面会交流って何? 何をすればいいの?-離婚の基礎知識」でもご紹介したように、どのような離婚をされるかによって、協議・調停・裁判で決めることになります。
つまり、協議離婚の場合は親お2人の話し合い、調停離婚・裁判離婚であれば、親がお互いの求める内容を出し合って、調停委員や裁判官がそれぞれの主張をまとめていって決まることになります。
1度決めたらずっとそのまま?
面会交流の内容は一度決めたら変えられないというものではありません。もちろん、好き勝手にコロコロ変えられるということではありませんが。
「変えられる」というのはなぜかというと、子供の成長や進学などで、日々状況って変わりますよね?
部活が始まれば土日に練習が入ったり、大学進学で遠方に引っ越したり。特に離婚時にお子さんが小さい場合には全部のことを想定してつくることは難しいですよね。
だから、状況が変わった場合には約束の内容も変えていくものとして決めごとをつくりましょうね、という認識ということです。
面会交流の頻度はどのくらいが一般的?
面会交流の頻度は月1回、隔週で月2回、週1回、などのケースがあります。
これは面会交流のすべてに当てはまることなのですが、人により本当に様々です。そして、特にお子さんの年齢により面会交流の内容もかなり変わってきます。なので「正解」もないですし、「これが普通」っていうものもありません。もちろん全ての離婚家庭の平均とかは調べられるかもしれませんが。
年1回の人から、週2回の人まで、さまざまです。なので、親同士がお互いどのくらいを希望するか、その2つの意見をどこで決着させるか、という点に尽きます。ちなみに私は月2回です。
場所は?どこでやるの?
場所は、別居親の自宅、別居親側の実家、子供が住んでいる家がよくあるパターンかと思います。
でも、離婚後に相手の家や実家に子供が入ってしまうのが不安…というようなケースでは、公共の場で会うという選択肢もあります。ファミレスやカフェなどの飲食店、公園や公民館などの施設など。
1回あたりの時間はどのくらい?
これも人によりけりですが、1回数時間、1日、1泊2日などの決め方があります。
頻度が少ない場合はその分1回の時間を長くするかもしれませんし、頻繁に会うのであれば数時間で済むかもしれません。
子供の体調や機嫌によって予定より長くなったり短くなったりすることもあるかと思いますので、目安として決めることになるとは思いますが、親のお仕事などに負担にならない時間を考えるといいですね。
同居している側の親は付き添うの?
同居親は絶対ついていかないといけないわけではありません。
ついていきたい場合にはそのように取り決めるのがいいかと思います。お子さんが0歳や1歳で、母乳をあげたい場合や、同居の母親から離れると泣いてしまう、という場合には付き添いが必要になるかもしれません。
また、別居親と顔を会わせたくない・付き添いたくないけど別居親と子供だけでは不安、という方は、面会交流のお手伝いをする団体に付き添ってもらう、という選択肢もあります!お住いの地域によっていろんな団体があるかと思いますので、調べてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?面会交流の内容について、何を決めないといけないのか、どのような内容が普通なのか、少しでも伝わったでしょうか?
内容は親2人が何を希望するかによって色々な形があります。お互いが納得できる、そして不安のない内容にするために、お役立てしていただけたら幸いです!
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