面会交流ってどうなの?イギリス映画の面会交流のシーンで考える離婚後の親子

面会交流など
mitu
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まだ日本では「面会交流」ってあまり馴染みがない印象ですよね…。今回は、面会交流のシーンがある映画をご紹介!映像として目にすることで、「それってした方がいいの?」「よく分からない…」という方もイメージしやすいかもしれません。

先日映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』をアマプラで見ていて、ふとしたワンシーンで「これって面会交流だ!」とハッとしました。

映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』とは…

はじめに映画についてザックリご紹介。
2011年作のイギリス映画です。監督は、ロネ・シェルフィグ。

あらすじは・・・
ある大学生の男女が初めて言葉を交わした1988年7月15日。
そこからの2人の関係を、毎年同じ7月15日だけの描写で23年間綴っていくラブストーリー

アン・ハサウェイ演じる真面目なエマと自由奔放なデクスターとが、お互いに惹かれあいつつも、些細なすれ違いで思いを伝えられないまま何年間も「友達でい続けよう」という約束を守って絶妙な距離感で想い続ける…。という、かなりもどかしい純愛です!
好きなのに思いを告げられない…という越えそうで越えられない一線。それ系のお話が好きな方には堪らない筋書きですよね。

どんな風に面会交流が描かれている?

さて、そして自由奔放なテレビ業界人のデクスターは、陰ながら思い続けるエマとは別の、華やかな女性とできちゃった結婚をします。
しかしながら、色々あってうまくいかず、デクスターは離婚、2人の間にできた子供は奥さんが連れていきます。

そして数年後、デクスターの自宅に別居している6歳くらいの娘がやってくるシーンが出てきます。
ここでさらっと面会交流のシーンがでてくるのが、「欧米だなぁ~」という感じですよね。

面会交流を続けていくと…

そしてさらに数年後、
ネタバレになるので一応詳細は言いませんが、デクスターの身に起きた不幸によって彼は失意のどん底に落ちてしまいます。

そして彼は、心身ともにボロボロになり倒れてしまうのですが、面会交流のために娘を連れて元妻がデクスターの家を訪れた娘が倒れている彼を見つけます。
そんな彼を運よく見つけたのもつながっていたからこそ…。

そのまた数年後、イヤホンをつけて何か流行りの音楽を聴く、中学生くらいになった娘とデクスターのシーン。
娘とデクスターは、二人で草が青々と茂る丘にやってきて笑いながら言葉を交わします。

イギリスでは珍しくない面会交流

娘とデクスターの関係はワン・デイのメインストーリーではありませんが、このように度々2人の関わりが描かれています。

日本より離婚率の高いイギリス。コロナ禍の制限下でも、イギリスは面会交流は非常に重要だとして、外出制限の例外とするほどなので、面会交流について日本よりかなり積極的に取り入れられていると思われます。

映画から分かる別居した「親子の関係」

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映画のお話上、父デクスターがメンタル弱くて不甲斐ないため、面会交流のご参考としてはやや「大丈夫かよ?」と思われたでしょうか・・?汗

でも、「全く未知のもの」だった面会交流をこうして映像で見ると、イメージしやすいはずです!

こうして、面会交流という面から本映画を切り取ると・・・。

  • 面会交流を何年も続けるうちに、父であるデクスターの身の回りの状況も変わり、娘もどんどん成長していきます。
  • そして、デクスターが悲しみにくれているときも、娘との時間を過ごし癒されたことでしょう。
  • また、その数年後、父デクスターは娘と笑い、娘も父デクスターのことを「いい友達」だと認めます。
  • 2人が面会交流を続けることで2人だけの関係を築いていったのが伝わります。

まとめ

面会交流って、具体的にイメージできないかと思いますが、父親視点での面会交流が少し体感できる、というか垣間見える映画でもあると思うので、

面会交流がイメージできない!面会交流に対してあまり積極的になれない!という方は、よければ一度見てみてくださいね。

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